普段着として着用する機会の多いジーンズ。
裾を折って履く方も多いのではないでしょうか。
折り方もいろいろな種類がありますね。
裾を折って履くパンツはジーンズぐらいかも、、、
折って履くと見えてくるのが、デニム生地の裏です。当たり前のこと過ぎて忘れているかもしれませんが、デニムの裏は紺色ではありません。
白色です!(グレーにも見えますが、、)
デニムは生地を織る際に「紺色」と「白色」の糸の2種類の糸を使っています。
デニムは綾織物なので、
表面に紺色、裏面に白色
が多く見えるような織り方になっています。
そのため、表と裏で色がちがっているのです。
たて糸とよこ糸どちらも同じ色の糸を使って織る(綾織り)と表と裏が同じ色になります。
デニム生地をほどいてみた写真
このようにデニム生地は表と裏で色が違っています。
つまり、デニムは2種類の糸で織られており、
たて糸のみが紺色に染められた先染め織物です。
先染め織物:糸にしたものを染色してから織り、織物に仕上げたもの
家にあるデニムやジーンズをほどいてみるもの新しい発見があって面白いですよ!